音楽好きな方にとっては夏の風物詩とも言える夏フェス。
炎天下の屋外で開催されることの多い夏フェスには必需品の持ち物があります。
今回は、熱中症対策グッズもあわせて夏フェス参戦時に必要な持ち物を紹介します。
はじめて夏フェスに行かれる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
夏フェス参戦時に必需品の持ち物
夏フェスや野外ライブに行く際は、以下の必需品を忘れないように準備しておきましょう。
・現金
・携帯電話(スマートフォン)
・保険証、身分証明書
・モバイルバッテリー
・飲み物
・帽子
必需品の持ち物を忘れてしまうと、会場に入場できなかったり、熱中症で体調を崩してしまったりと最後まで夏フェスを楽しめない可能性があります。
当日に忘れないように、事前に必要なものは購入したりと準備を整えておくと安心です。
チケット
夏フェスや野外ライブの入場にはチケットが必要です。チケットがないと会場に入れないため、家を出る前に忘れていないか必ず確認しておきましょう。
会場までシャトルバスに乗る方は、バスのチケットも忘れないように準備しておきましょう。
また、チケットは再発行ができない可能性もあるため、紛失には注意が必要です。
電子チケットの方は、スマートフォンの充電や提示方法を確認しておくと安心です。
フェスによっては、チケットの代わりにリストバンドを事前に発送してくれることもあります。
当日、会場ではチケットをリストバンドに交換するのに待ち時間が発生するため、スムーズに入場したい方は、利用するのがおすすめです。
現金
フェス会場には飲食店ブースやグッズ等の物販ブースがあります。
お店によってはクレジットカードや電子マネーが使えない可能性もあるため現金は持っておくようにしましょう。
携帯電話(スマートフォン)
電子チケットの場合、スマートフォンは必需品です。
会場までのアクセス方法を調べたり、友達と連絡・写真をとったりと使う場面は多いので、忘れないようにもっていきましょう。
会場で、スマートフォンをなくさないようにスマホショルダー(ストラップ)を用意しておくと安心です。
保険証、身分証明書
会場では、身分証明書の提示が求められることもあります。運転免許証や学生証など身分を証明できるものを財布に入れておきましょう。
また、会場内で怪我や体調を崩してしまうこともあります。病院に行く可能性もあるため、保険証も持っていくようにしましょう。
モバイルバッテリー
会場でスマートフォンを使う頻度が多いと、最後までバッテリーがもたない可能性があります。
会場で友達と連絡がとれなくなったり、帰宅方法を調べられなくならないように、モバイルバッテリーは必ず持っていくようにしましょう。
コンパクトなものや、別途でケーブルが不要なタイプを選ぶと、比較的荷物がかさばらないのでおすすめです。
飲み物(持ち込みができるか確認必須)
夏フェスは、炎天下のなかライブが行われるため熱中症予防のためにも飲み物は必須です。
会場内でも購入できますが、移動時や入場待ち中にも水分補給ができるように準備しておきましょう。
麦茶や、スポーツドリンク(ボカリスエット・アクエリアス)がおすすめです。
夏フェス参戦時におすすめな服装
夏フェス参戦時の基本の服装は、Tシャツ、ハーフパンツ、スニーカーです。
せっかくのライブ、おしゃれな服装で参戦したくなりますが、動きやすさを重視した服装にしておきましょう。
とくに、通気性・吸汗速乾性に優れた素材のものを選ぶのがおすすめです。
・アームカバー
・レギンス
・タオル
・サコッシュ、ショルダーバッグ
・スニーカー
・帽子
・サングラス
Tシャツ、ハーフパンツ
夏フェスの場合、男女問わずTシャツ、ハーフパンツで行かれる方が大半です。
Tシャツは、好きなアーティストや夏フェス限定のグッズTシャツを着ている方も多くいます。
長ズボンを履いている方もいますが、熱がこもりやすいため、ハーフパンツにレギンスを履くのがおすすめです。
フェスやライブ好きな方は、カラフルなハーフパンツを履かれているのをよく見かけますよ。
アームカバー
半袖Tシャツのまま過ごすのもOKですが、腕の日焼けが気になる方はアームカバーをつけておくといいでしょう。
接触冷感と吸汗速乾の素材のものを選べば、夏でも快適に過ごせますよ。
レギンス
ハーフパンツで行かれる方は、レギンスを履いておくのがおすすめです。
接触冷感と吸汗速乾の素材のものを選べば、足の日焼けも防ぎつつ快適に過ごせるでしょう。
実店舗で購入されたい方はアームカバーやレギンスはユニクロで購入するのもおすすめです。
タオル
夏フェス参戦時はタオルを持っておくと便利です。
汗をふいたり、首にかけていれば首の日焼けも防いでくれます。
アーティストによっては、曲中にみんなでタオルを回す場面もあるので、持っておくといいでしょう。
サコッシュ、ショルダーバッグ
夏フェス参戦時は、気軽に動けるようにサコッシュやショルダーバッグなど小さめのカバンを持っておくようにしましょう。
とくに、ステージ前方でライブを見たい方は、周囲の人の邪魔にならないようにするためにも小さめのカバンがおすすめです。
リュックなど大きな荷物はクロークに預けるなどして、ライブ中は小さなカバンに最低限の荷物だけを入れて楽しみましょう。
スニーカー
夏フェスやライブでは靴は、スニーカーが一般的です。
夏フェスはステージ間の移動などで歩くことも多いため、靴擦れを起こさないように履き慣れたスニーカーが安心です。
また、ライブ中は怪我や転倒を防ぐためにもほどけにくい靴紐にしておくと安心です。結ばない靴紐もあるので、靴紐がほどけやすい方は変えておくといいでしょう。
帽子
直射日光や紫外線を遮るために、帽子は必ず持っていくようにしましょう。
新しく帽子を購入される場合は、つばが広めなタイプを購入するのがおすすめ。
ライブ中に帽子が邪魔なってしまう際は首やカバンにかけられるように、帽子にストラップをつけておくと便利です。
ストラップは100円ショップにも売っているので、一つ持っておくといいでしょう。
サングラス
直射日光、紫外線が強い夏は目も日焼けします。
長時間、目に紫外線を浴びると目にダメージを受けさまざまな病気を引き起こす要因になると言われています。
UVカットのサングラスも持っておくと、ライブ中も紫外線から目を守ってくれるでしょう。
夏フェス参戦時に便利な持ち物
夏フェス参戦時は、以下の持ち物があると便利です。
・汗拭きシート、ウエットシート
・レジャーシート
・虫除けスプレー、救急セット
・雨具
・ペットボトルホルダー
・着替え
日焼け止め
夏フェス問わず、夏のおでかけ時は男女問わず日焼け止めは塗っておくようにしましょう。
日焼け止めを塗り忘れると、日焼けをしたり、人によっては皮膚が赤くなりヒリヒリと痛むこともあります。
家を出る前に、顔や体に塗っておいて、会場でもこまめに塗り直せるといいでしょう。
汗拭きシート、ウエットシート
汗拭きシートは、ライブ中汗をかいたときにサッと拭けて、さっぱりします。
日焼け止めを塗り直す際にも汗をかいたまま塗ると効果も半減してしまうと言われているため、汗拭きシートでふいてから塗り直すといいでしょう。
ウエットシートは、手や足などが汚れてしまった際に、さっと拭けるのでおすすめです。
除菌効果のあるタイプであれば、食事前に手を拭けるので、衛生面においても便利です。
レジャーシート
夏フェス時は、レジャーシートを持っておくと休憩場所を確保できます。座ったり、寝転んで体を休めておけるので、便利です。
フェス会場によっては、レジャーシートを引けるエリアが限られていたり、指定のもの以外のレジャーシートの持ち込みを禁止しているところもあるでしょう。
持ち込みができるかなど事前に公式サイトで確認しておくようにしましょう。
・虫除けスプレー、救急セット
とくに山間部に近い場所で開催される夏フェスでは、虫刺されを防ぐためにも虫除けスプレーを持っておくといいしょう。
もしもの時に備えて、絆創膏や常備薬などの救急セットも持っておくと安心です。
雨具
屋外の夏フェスは、急な雨に備えてレインコートなどの雨具を持っておくと安心です。
会場では、傘をさせない場合が多いため、レインコートは準備しておくといいでしょう。
事前に当日の天気予報は確認しておくようにしましょう。
ペットボトルホルダー
保冷機能のついたペットボトルホルダーがあれば、購入した飲み物(ペットボトル)を長時間冷えた状態のまま保ってくれます。
あらかじめ凍らしたペットボトルを入れておけば半日〜1日程度は、氷が残ったままの冷えた飲み物で水分補給できるでしょう。
250g〜300gと少々重さがあり荷物がかさばってしまいますが、炎天下の夏フェスでは用意しておくと便利です。
着替え
夏フェス時は、汗や突然の雨などで洋服が濡れたり汚れてしまうこともあります。
とくに濡れたままの状態は体が冷えて体調を崩してしまう可能性があるため、着替えを持っておくと安心です。
着替えはリュックなどに入れて、クロークに預けておくと、ライブ中も身軽に楽しめるでしょう。
夏フェス参戦時に必要な女子の必需品アイテム
女性は、メイク直しや生理用品などもあわせて持っておくと安心です。
・メイク直し道具
炎天下の夏フェスでは、たくさん汗をかいてメイクが崩れてしまいがちです。
あらかじめ、崩れにくいメイク下地やウォータープルーフのものでメイクをしていくほか、必要な方は、フェイスパウダーやパウダーファンデーションなどのメイク道具を持っておくといいでしょう。
・生理用品
予定日が近い方は、生理用品は持参しておくようにしましょう。
会場によっては近くにコンビニなどお店がない場合もあるため、もしもの際に備えて生理用品や、生理痛薬などを持っておくと安心です。
夏フェス参戦時におすすめの熱中症対策グッズ
夏フェスでは、帽子をかぶったり水分補給をする以外にも、熱中症対策ができるグッズがあると便利です。
ドラッグストアでもさまざまな熱中症対策グッズが展開されているので、自分にあったものを選びましょう。
・塩分タブレット
熱中症を防ぐためには、水分補給以外にも適度な塩分とミネラルを補給することが大切です。塩飴や塩分タブレットがあればポケットやカバンに入れて手軽に塩分補給ができます。
・冷却シート・冷却スプレー
冷却シート・冷却スプレーがあれば、炎天下の屋外でも手軽に体を冷やせます。冷却タイプの汗拭きシートであれば、汗を拭いた後も涼しさを感じられるでしょう。
炎天下では、とくに首筋や脇の下など血管の多い箇所を冷やすと効率よく体温を下げられると言われていますよ。
なお、近年人気のハンディファンは、便利な一方で30℃超えの炎天下では、温風を浴びてしまい逆に熱中症のリスクを高めてしまうと言われています。
夏フェスを最後まで楽しむためのポイント
炎天下の屋外で行われる夏フェスは、楽しい反面、熱中症で体調を崩したり怪我をしてしまう可能性もあります。
下記のポイントに気をつけて、最後まで夏フェスを楽しんでくださいね。
・こまめな水分補給・塩分を摂取する
熱中症を予防するためにも、こまめな水分補給と塩分の摂取は大切です。
とくに夏フェスでは、お酒を飲まれる方も多くいますが、飲みすぎないように気をつけましょう。
・こまめに休憩をはさむ
夏フェスは、朝から夜まで各アーティストの演奏が行われます。
タイムテーブルによっては連続で見られる方も多いかと思われますが、長時間立ちっぱなしの状態が続くため、こまめに休憩をとるのがおすすめです。
・しっかりと食事をとる
熱中症を防ぐには、水分補給以外にも食事をとっておくことも大切です。
夏は、食欲が低下してしまうこともありますが、朝も食事をとって出かけるようにしましょう。フェス会場でも、飲食店ブースで休憩がてら食事はとるようにしましょう。
・モッシュやダイバーに注意する
とくにロックバンドが多く出演する夏フェスは、アーティストによってはモッシュやダイブが発生することがあります。
ダイブ:ファンがファンの頭上を転がっていく行為(ダイブする人をダイバーと呼ぶ)
屋外の夏フェスでは会場が広いため、円をつくり曲のタイミングに合わせて一気にぶつかり合うサークルモッシュが起こることもしばしば。
ステージ前方や中央付近は、モッシュやダイブが起こりやすく、不慣れな方は酸欠や怪我をしてしまう可能性もあるでしょう。
不安な方は、端側や後方でライブを楽しまれるのがおすすめです。
まとめ
今回は、夏フェス参戦時に必要な持ち物を紹介しました。
今年も全国各地でさまざまな夏フェスが行われるので、はじめて夏フェスに行かれる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
熱中症に気をつけながら、夏フェスで音楽を楽しみましょう!
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